百楽荘の桟橋で狙える魚とおすすめシーズン【季節別ガイド】

能登の名宿・百楽荘では、宿泊者限定の釣り桟橋で本格的な海釣りが楽しめます。

釣りが初めての人でも楽しめる一方で、自前の道具を準備すればさらに豊かな釣果を狙えるのも魅力のひとつ。

この記事では、「季節ごとに釣れる魚」「おすすめの装備」「実際の釣果体験」「その場で食べる楽しさ」を軸に、釣果重視で百楽荘の釣りを楽しむための情報をお届けします。

記事の対象読者
  • 百楽荘で「どんな魚が釣れるか」を事前に知っておきたい方
  • アジやカワハギなど、季節に合わせた釣りを楽しみたい方
  • 釣った魚をその場で食べる体験に興味がある方
  • 手ぶらで気軽に楽しみたい人〜自前セットで本気で狙いたい人まで

季節ごとに釣れる魚と特徴【春夏秋冬まとめ】

百楽荘の公式サイトでも紹介されている通り、桟橋では四季折々の魚を狙うことができます。ここでは、季節ごとの代表的な魚種をご紹介します。

🌸 春(3〜5月):メバルやアジがたくさん釣れるかも?

春は海が徐々に穏やかになり、堤防際ではアジ、メバル、ソイ、クロダイといったの魚が釣れます。

カレイやマダイも混じるため、タイミングによっては思わぬ高級魚に出会えることも。

☀️ 夏(6〜7月):アジやキス、カワハギなど多彩な魚種が魅力

夏場は特に魚種が豊富で、アジ・クロダイ・キス・カワハギ・カサゴ・メジナなどが釣れます。

ファミリーでも釣りやすい時期で、シマダイやキジハタといった高級魚が釣れることも。

🍁 秋(9〜11月):釣果重視派にとってのハイシーズン

秋は1年の中で最も釣果が安定しやすい季節。

アジやクロダイ、マダイ、カワハギ、メジナ、サヨリなどが狙えます。

さらに、この時期ならではのアオリイカが登場するのも大きな特徴。本格装備を持ち込んで狙えば、旬の味覚を自らの手で釣り上げることができます。

❄️ 冬(11〜2月):静かな海で根魚をじっくり狙う

寒さの厳しい冬でも、百楽荘の桟橋では釣りが可能です。

狙える魚はクロダイ・アジ・メバル・カレイ・サヨリ・マダイなど。

魚の動きは鈍くなるものの、静かな海でのんびりと釣りを楽しむには最適な時期。しっかり防寒して臨めば、根魚中心に釣果も期待できます。

体験談①:レンタルでも20匹以上!アジ爆釣体験

はじめて百楽荘で釣りをしたときは、レンタルセットを使ってアジ釣りに挑戦しました。

結果は驚くことに20匹以上のアジを釣ることに成功!しかもサイズも大きめのものが多く、「こんなに釣れるの!?」と驚き、途中から釣ったアジはリリースしていました。

夕食時には釣ったアジを、サイズに合わせてお造りなめろうにして出していただきました。

自分で釣った魚をそのまま味わう体験は、想像以上に贅沢で記憶に残るものでした。

アジのお造りです。著者はもともとアジが好きではなかったのですが、鮮度の良さからか旨味も凝縮されていて、ほんのり甘くてとても美味しかったです。

体験談②:自前セットでカワハギ狙い&肝まで堪能

2回目の訪問では、自前の釣りセットと様々な餌を持ち込み、カワハギなどの魚を狙って本格的に挑戦。

カワハギ釣りはエサ取り名人とも言われるだけに、レンタル装備では難しい面もありますが、自前装備があればチャンスが広がります。

このときは見事にカワハギを釣り上げ、キモ付きのお造りとして調理していただきました。釣果にこだわった分、味わいもひとしおでした。

カワハギ(ウマヅラハギ)のお造り。
著者は魚のキモというのが苦手だったので恐る恐る食べてみたのですが、カワハギのキモは濃厚でクリーミーなのに口当たりがよく、驚くほど美味しかったです。
こちらのキモを溶かした肝醤油で食べるお造りは、忘れることができないくらい美味しい食べ物でした。

魚によって釣り方や装備は変わる

釣りをより楽しむために、魚の種類ごとに釣り方や装備を工夫するのも楽しみの一つです。

  • アジ・サバ:サビキ釣りでOK。レンタルでも十分対応
  • カワハギ:胴付き仕掛け+アサリ餌(持参推奨)
  • アオリイカ:エギング(上級者向け、自前装備と知識が必要)
  • クロダイ:底狙い。潮と時間帯を読んで挑戦

百楽荘の釣り場は潮通しもよく、魚影がかなり濃いため、道具と仕掛けを工夫することで釣果の幅が大きく広がります。

初心者の方であれば、レンタルの釣具でアジを狙うのがおすすめです。

釣れた魚をその場で調理してもらえる

百楽荘では、釣れた魚を夕食時に調理してくれるサービスがあります(※プランや当日の状況によるため要確認)。

料理の例
  • アジ:唐揚げ、お造り、なめろう、フライ
  • カワハギ:キモ付きお造り
  • メバル・カサゴ:唐揚げ、煮付け

自分で釣った魚が目の前に出てくる体験は、まさに「釣り旅」ならではの魅力です。

アジの唐揚げ。魚の大きさなどに応じて、唐揚げやなめろうなど、お造り以外の選択肢も提示していただけるので、お好きな食べ方でいただけます。

季節によって、服装に注意が必要

特に冬の釣りは、ダウンジャケット+ネックウォーマーを着たり、手袋(釣り用がおすすめ)をするなど、防寒対策が欠かせません。

桟橋で滑ると危ないため、足元は滑りにくく暖かい靴を履いていくことをおすすめします。

海風が強い日も多いため、風を通さないアウターは必須です。逆に春〜夏は日差し対策として帽子や飲み物を忘れずに。

まとめ:百楽荘は「釣果も旅も」両方楽しめる最高の場所

百楽荘の桟橋釣りは、釣り初心者〜経験者まで幅広く楽しめる贅沢な体験です。

  • 初心者なら春夏にアジ狙いがおすすめ
  • 本格派は秋にカワハギやアオリイカを狙うのも楽しい
  • 装備を持ち込めば、釣れる魚の幅も広がる
  • 何より「釣って食べる」体験が旅を豊かに

百楽荘の旅行で、自分だけの釣り体験を味わってみてください。