能登半島・九十九湾にある「洞窟風呂の宿 百楽荘」。その中でも特別な体験ができるのがスイートルームです。
百楽荘スイートには、Jr.・百楽・アッパーの3ランク全6部屋があります。本記事では、それぞれの違いや魅力、共通特典、選び方のポイントを、実際に2度宿泊した筆者の体験を交えてご紹介します。
- 百楽荘のスイートに興味があるけど、実際どんな部屋か気になる
- 一般客室との違いや選び方を知りたい
百楽荘のスイートは高い?それでも泊まる価値はある?
結論から言うと、「高いけれど、それ以上の価値がある」と感じました。
百楽荘には一般客室からスイートまでさまざまな部屋がありますが、スイートに宿泊することで、百楽荘を120%楽しむことができたと断言できます。
実際、私自身このような格式の高い旅館に泊まるのは初めてで、最初は不安もありました。
「値段に見合うのか?」「贅沢すぎないか?」と迷いながらも、思い切ってスイートを予約。
結果として、「また来たい」と心から思えるほど満足できた体験になりました。
- 九十九湾を一望できる贅沢な客室
- 部屋の露天風呂を好きな時間に利用可能
- 専用ラウンジでくつろげる
- スイート専用の貸切風呂(Premium Spa)も体験できる(※Jrスイートは除く)
一方で、デメリットはやはり価格の高さ。
ただし、それを補って余りある特別な体験が用意されています。
スイートルームの概要
では、百楽荘のスイートにはどんな種類があるのでしょうか?
まずは、実際に用意されている6タイプのスイートルームについて、特徴や価格帯などを一覧でご紹介します。
部屋 | 種別 | 価格帯 | 部屋の広さ | ラウンジ利用 | スイート専用貸切露天風呂無料利用 | スイート専用お食事処 | 露天風呂付き客室 | その他サービスや特徴 |
水滸/琥珀 | Jr.スイート | 安 | 50㎡ | ○ | × | × | △(半露天風呂のため) | |
蓬莱 | Jr.スイート | 安 | 50㎡ | ○ | × | × | × | |
宝珠 | 百楽スイート | 中 | 76㎡ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
連理 | 百楽スイート | 中 | 70㎡ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
翡翠 | アッパースイート | 高 | 100㎡ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
海游 | アッパースイート | 高 | 100㎡ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※2024年10月時点で、スイート専用お食事処は、地震被害復旧中のため、ご利用休止中となっています
スイートルームの魅力紹介
お部屋
間取り
Jr.スイートでも50㎡、アッパースイートになると100㎡にもなる部屋は、開放感があります。


お部屋から九十九湾を一望できたり、ハンモックのある部屋もあり、とてものんびりすることができます。

部屋風呂
部屋風呂も、スイートルームの楽しみの一つです。

窓を開けることで温度を調節して、九十九湾の景色を長時間楽しむこともできます。


個人的には、時間制限のある貸切風呂よりも、部屋風呂の方が好み。なくらいには、百楽荘の部屋風呂は素晴らしいです。
多彩なアメニティ
スイートルームのグレードによって設備の充実度は変わりますが、冷蔵庫のウェルカムスイーツ・ドライヤー・加湿器・美顔器・アイロンなど、多くのアメニティを備えています。



お部屋の特典
スイートルームはお部屋が素晴らしいだけでなく、多くの特典もついているため、特典を楽しむこともできます。
スイート専用貸切風呂
サウナを備えた100㎡の4室限定スイート専用Premium Spaを経験することができます。
スイート専用貸切風呂は2024年に作られたため、著者はまだ行ったことがないですが、かなり広くゆったりとした時間を過ごせそうです。

スイート専用ラウンジ
スイートルームに宿泊される方は、ラウンジを利用することができます。
ラウンジは、カクテルタイム(15:00-18:00) / BARタイム(21:00-23:00) / モーニングタイム(7:15-10:00)の間に利用することができ、それぞれの時間で多彩なドリンクや軽食をいただくことができます。


まとめ
百楽荘のスイートルームは、細部までサービスが行き渡っていて、一度行ったら何度でも行きたくなる魅力がたっぷり詰められています。
せっかく遠いところまで旅行し、百楽荘に泊まるなら、スイートルームがおすすめです!
一般客室と比較すると金額は高くなりますが、値段以上の価値があります。
最高の思い出を残すため、百楽荘のスイートルームを検討いただくのはいかがでしょうか?
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